趣味で小品盆栽を育てています凡盆です。
盆栽というと、値段が高くて、敷居が高いイメージがあるかもしれないですが、趣味で楽しむなら、値段も数千円とかお手頃な価格から始めることができますし、どんぐりなどを拾ってきて育てればお金はほとんど掛かりません。
そもそも、盆栽とは大自然を小さな鉢の中で愛でて楽しむもの、どこかに飾るような立派な盆栽でなくても十分楽しめます!
そんな盆栽を育てるには、
- 盆栽の置き場所を作る
- 盆栽を買ってくる。
- 最低限の道具を揃える
で、まずは始めることができます。
この記事ではその他、基本的な作業について紹介します。
まずは基本的な作業を覚えれば盆栽を枯らしてしまうリスクも減りますのでぜひ読んでみてください。
盆栽の置き場
まずは置き場所を決めましょう!樹種にもよりますが、基本的には日当たりがよく、風通しの良い場所を選びましょう。
マンションにお住いの方ですと大抵ベランダになると思いますが、布団や洗濯物を干すと日陰になってしまう場所もありますので、その辺りも考慮して決めましょう!
僕のベランダで育てているのですが、家族がいるので盆栽といつも物干しの場所の取り合いです(笑)
盆栽の購入
置き場所が決まったら、盆栽を購入しましょう。
もちろん購入してから盆栽を置く場所を決めることもできますが、先に場所を決めておくのが良いかと思っています。
なぜなら、日当たりの良い場所を確保できないなら、日照を好む樹種ではなく、日当たりがそれほど良くなくても育てられる樹種を選ぶこともできますので。
盆栽の購入方法は
- インターネットで購入
- オンライン競り市で購入
- 盆栽園で購入
- 即売会で購入
- ホームセンターや園芸店で購入
などですが、盆栽の購入方法についてはこちらの記事で紹介します。
盆栽の水やり
盆栽は水やり3年と言われますが、まずは何と言っても水やり。
水を切らすと致命的なダメージを受けて盆栽が枯れてしまうこともありますので注意が必要です。
基本は根元にたっぷりです。
どのくらいの頻度であげれば良いかなど、水やりは記事でご紹介します。
盆栽の用土
小さな鉢の中で育つ盆栽、鉢の中の環境はとても重要です。
土は鉢の中で根と接するものなので、とても重要なものです。
盆栽の土で考える3つのポイント
- 保水性
- 排水性
- 通気性
です。
初心者におすすめの盆栽の土、盆栽に使う用土についてはこちらの記事で紹介しています。
盆栽の植え替え
植え替えの目的は古く詰まった根を取り除いて新しい土に入れ替えてることです。
盆栽が元気に育つためには土も重要な要素です。
植え替えをしないと、鉢の中で根っこがパンパンになって根詰まりを起こしたり、土の粒が崩れて目詰まりの原因になります。
根詰まりすると、鉢の中に水が入って行かなくなり水切れを起こしやすくなったりしてしまいますます。
ほぐれた細かい根を出すことで上の木も細かい枝がでますが、太い根をそのままにしておくと木も暴れて樹形を崩す原因になるので植え替えは大事な作業になります。
植え替えのやり方はこちらの記事で紹介しています。
芽摘み
芽摘みの目的は樹形を崩さない、小枝を増やすことです。
春になると新芽がでて木が動きだします。新芽を放置すると徒長して樹形を崩してしまうので芽摘みを行います。
新芽を切ると他の枝に力を使えるのでふところからの芽ふきが期待できます。
芽摘みについては春の作業の記事でも紹介しています。
剪定
剪定の目的は樹形の維持、不要な枝を整理することです。
不要な枝とは他の枝とクロスしてしまっている枝や同じ箇所から何本もでている枝(こういう枝を放っておくと枝の付け根がそこだけ太くなり見た目がよくなくなってしまいます。)の事です。
剪定については別の記事で紹介します。
肥料
盆栽は小さい鉢のかなで育ちます。自然の土地より養分も少なくないので肥料は欠かせません。
完成木は健康維持のために肥料を与えますが、与えすぎると枝が徒長したり樹形を崩す原因にもなるので、与えすぎないようにします。
木を早く太らせたい場合は多めに与えます。
肥料の種類についてはこちらの記事で紹介しています。
肥料の成分と効き目についてはこちらの記事で紹介しています。
季節ごとの作業
あとは季節ごとの作業をして、大きくなりすぎたり、枝と枝が分かれている節が長くなりすぎないように選定を行います。
季節ごとの作業は別の記事でご紹介します。
盆栽にはこれが大事
盆栽をやってみてこれは大事だなーと思ったことをこちらの記事で紹介しています。
まとめ
実は意外とやることが多い盆栽、じっと眺めて楽しんでいる時間もいいですが、愛情を持っていろんな作業をするのも楽しいのが盆栽。
作業ごとに別の記事でご紹介しますので、まずは盆栽を始めましょう!