盆栽の育て方、季節の手入れ(秋)

dav

夏の暑さがマシになって秋になると、盆栽もまたいろいろ動き出します。殆どの木は春の次にこの秋が良く動く時期でいろいろ楽しい時期でもあります。
僕が秋にやる作業を紹介します。

剪定

夏にも少し動きますが、きが動き出すと徒長する枝が出てきます。枝や木を太らせたい場合以外は剪定をしています。

肥料

僕は真夏(8月)は活力剤しか与えていません。木が動き出して、日中の温度も30度を超えないぐらいになると肥料(置肥)を再開します。来年のパワーをつけてもらうイメージです。

葉透

かし松柏など、古葉をとったりしています。風通しをよくし、日光も適度に届くようにしています。松柏類は僕もまだ手探りです。
これで合ってるのかなーと考えながら育てています。。

植え替え

僕は主に・春の植え替え時期を逃した・取り木をかけて発根したので外す・今年購入して植え替えしておきたい木の場合に植え替えしますが、なるべく秋ではなく春に植え替える事にしています。

理由は植え替えを秋にやると冬の管理に気を使わなくてはいけない?かなーという点。そのまま枯れて春に芽が吹かなかったっていうのが怖いんですが挿し木は秋も全然やりますし、秋の剪定で出た挿せば春にめを吹くことが多いので、そこまで気にする必要はないのかなーとは思うものの、まぁー春やることが殆どですw

針金かけ

特に雑木は剪定ついでに針金をかけます。秋でないといけないというわけではないのですが、水を殆ど吸わない冬に針金掛けをすると枝が固まっているので、パキっと追ってしまう可能性が高くなるので秋に針金掛けをしています。

ボサボサになったコデマリを剪定して針金をかけておきました。
樹勢が良いのでかなりさっぱり剪定しました。
木が弱っている時は強い剪定や針金をかけたりすると枯れてしまうことがあるので注意ですね。
針金かけはこちらの記事で紹介しています。

実生用の種集め

秋になると、どんぐりや他にも山法師、イチョウなど沢山の実が公園などで拾うことができます。とにかくいろいろ拾って実生の鉢をいくつか持ってみるのも楽しいです。挿し木と並んで鉢がどんどん増えていく原因でもありますw
実生はこちらの記事で紹介しています。

紅葉(こうよう)

秋といえば紅葉。
もみじ、楓、南京ハゼ、桂、イチョウなどなどとにかく棚が綺麗に色付くと春の花の時期と同じくテンションが上がります♪

葉の色は綺麗なのになぜに鉢を綺麗にしなかったのかw
種は真弓だったかな???

実物

真弓、紫式部、深山海堂、姫りんご、老爺柿などなど実物盆栽も秋は最も楽しみの季節ですね。

残念ながら僕の盆栽たち今年は殆ど実をつけていませんが、来年は〜と想像しているだけでも楽しい気分になります。

花や実は盆栽にとってとてもパワーを使うものなので2年に一度くらいにしています。椿の花芽も今年は全てとってしまいました。充電の年です。

dav
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