盆栽の肥料|超醗酵油かす おまかせ

盆栽の肥料

盆栽を育てていると、「どんな肥料を使えばいいの?」って悩むことありませんか?特に初心者さんは、種類が多すぎて混乱しがち。でもそんなときにオススメしたいのが、この「超醗酵油かす おまかせ」という肥料です。

名前からしてなんだかすごそうですが(笑)、盆栽愛好家さんの間では結構知られてる定番アイテムだと思います。ポイントは“超醗酵”というところ。しっかりと時間をかけて醗酵させてあるので、匂いが少なくて使いやすいのが特徴です。しかも、植物にとって吸収されやすい形になっていて、効果もじんわり長続き。

もうひとつの“おまかせ”っていう名前の通り、特別なテクニックがなくても、盆栽の栄養管理がこれ一つで「おまかせ」できちゃう手軽さも魅力なんです。

成分と形状の特徴

「超醗酵油かす おまかせ」の良いところは、その養分にもあります。まず成分ですが、主な栄養素はチッソ(N)、リン酸(P)、カリウム(K)という、植物の三大栄養素をバランスよく含んでいます。

具体的には、以下の配合です。

  • チッソ(N):4
  • リン酸(P):6
  • カリウム(K):2
  • マグネシウム(Mg):0.2

これによって、葉の成長、根の発達、花芽のつきやすさなんかをトータルでサポートしてくれます。

しかも、有機肥料にありがちな強烈な匂いが少ない!これは家庭で盆栽を育ててる人にはかなり嬉しいポイントじゃないでしょうか?ベランダや玄関先に置いていても、臭いが気になりにくいのでご近所さんにも優しいんです(笑)

形状については、中粒の団子状で、扱いやすさもバツグン。手でちょこんと置くだけでOKだから、作業も簡単ですし、土に馴染むのも早いんです。固すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい感じ。水やりをしても崩れにくいので、長く効いてくれるのも嬉しいところです。※ずっと水に濡れた状態が続いた状態でてでつまんだり、落としたりすると崩れます。

盆栽における超醗酵油かす おまかせの活用法

「超醗酵油かす おまかせ」は、その名の通り、盆栽の管理を“おまかせ”したくなるくらい便利な肥料です。特に、盆栽のようにじっくり時間をかけて育てる植物には、ゆっくりと効果が続く有機質の肥料がぴったり。

この肥料は、置き肥として鉢土の上にポンと置くだけでOK。水やりのたびに少しずつ栄養が溶け出して、根にじんわり届くようになっています。なので、毎回液体肥料を作ったりする手間もなく、すごくラク!

また、発酵がしっかり進んでいるため、根を痛めにくく、肥料焼けのリスクも少なめです。これは小品盆栽やミニ盆栽など、根がデリケートな品種にも安心して使えるっていう大きなメリットですよね。

特に松やモミジ、カエデ系、さらには花もの盆栽なんかにも相性がよく、いろんな樹種に幅広く対応できるのも強み。初心者さんが「とりあえずこれ使っとけば間違いない」って感じで選びやすいアイテムです。

基本的な使用方法

使い方は、鉢の表面に肥料を数個置くだけ。土の上に直接ポンと置いてOKです。植え替え直後や根が弱っているとき以外なら、ほとんどのタイミングで使えます。鉢の数が少なかったり肥料の座りが悪くコロコロ転がって落ちてしまう場合は肥料ケースを使うのがおすすめです。

肥料の数は、鉢の大きさに応じて調整します。目安としては、

  • 3号鉢まで(10cm以下)なら1~2個
  • 3号以上の鉢(15~20cm)なら3~5個

といった感じです。土の表面にバランスよく配置すれば、根全体にまんべんなく栄養が行き渡ります。

注意点としては、水やりのたびに栄養がにじみ出るので、水はしっかりたっぷり与えること!乾燥気味だと肥料の成分がうまく溶け出さないことがあるので、そこだけ気をつけてください。

あと、肥料が黒くなって崩れ始めたら、新しいものに取り替えるタイミング。だいたい1〜2ヶ月に一度の交換が目安です。

施肥の時期と方法

盆栽に肥料を与えるときって、「いつあげたらいいの?」って悩みがちですが、「超醗酵油かす おまかせ」ならそこまで神経質にならなくても大丈夫。ただし、植物の成長サイクルに合わせて与えることで、より効果的になります。

基本的な施肥時期は以下の通り:

  • 春(3月〜5月):一番の成長期。ここはしっかり栄養を与えて、芽吹きや新しい枝の成長をサポートしましょう。
  • 秋(9月〜11月):夏の疲れを癒して、冬越しの準備を整える大切な時期。ここでも施肥は有効です。
  • 夏(6月〜8月)と冬(12月〜2月):原則として施肥はお休み。特に夏は高温で根が傷みやすく、冬は休眠期に入るので、無理に栄養を与えると逆効果になることもあります。

植え替え直後や剪定した直後は、根が弱っている可能性があるので、2週間ほど間を空けてから肥料を置くのがベターです。

また、梅雨の時期や連日の雨が続くときは、肥料が早く溶けすぎる場合があるので、そのときは数を少なめにしたり、雨の当たらない場所に鉢を移すなどの工夫もオススメです。

便利な使用方法

「超醗酵油かす おまかせ」は、そのまま使うだけでも十分効果的なんですが、ちょっとした工夫でさらに便利に使うことができます。ここでは、私自身が試してよかった活用アイデアをいくつかご紹介しますね。

肥料ケースや袋に入れて使う

そのまま土の上に置いてもいいんですが、肥料ケースやお茶パックみたいな袋に入れて使うと、崩れた後の掃除がラクなんです。特に夏場なんかはコバエの発生防止にもなるのでおすすめ。見た目もスッキリしますし、複数の鉢に使うときも取り扱いが簡単ですよ。

鉢の外周にぐるりと配置

肥料を鉢の真ん中にドンと置くより、外周にバランスよくぐるっと配置することで、根全体にムラなく栄養が届きやすくなります。特に広がるタイプの根っこの盆栽には効果的です。

ほかの肥料と組み合わせて調整

「超醗酵油かす おまかせ」は万能型だけど、例えば花芽を増やしたいときはリン酸が多めの肥料と組み合わせるなど、目的に応じてカスタマイズも可能。ベースとして使って、他を足していくスタイルもアリです。僕はIBのチカラやプロミックを花物や実物に追加しています。

なぜ超醗酵油かす おまかせが選ばれるのか

僕が思う選ばれているポイントは下記のような点です。

においが少なくて扱いやすい

有機肥料って、効果はあるけどどうしても独特のにおいが気になりますよね。でもこの肥料は、しっかり発酵されているから、においがかなり抑えられていて、室内やベランダでも安心して使えます。

肥料焼けしにくいから初心者にも安心

有機質でじっくり効くタイプだから、いきなり強い栄養分が出て根を傷める心配も少ないです。盆栽初心者でも、うっかり使いすぎちゃっても大ダメージにはなりにくいのがありがたい!

どんな盆栽にも合わせやすい万能さ

松、モミジ、花もの、実もの…いろんな種類の盆栽にバランスよく使えるので、「この肥料はこの樹種にしか合わない」といった制限が少なくて済みます。まさに「おまかせ」でOKな頼もしさ!

これらの理由から、初心者にもベテランにも幅広く支持されているんだと思います。僕もそのうちの1人ですが、リピーターが多いのも納得です。

購入方法と価格

「超醗酵油かす おまかせ」は、さまざまなオンラインショップで手軽に購入できます。サイズや形状も豊富なので、自分の盆栽や使い方に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。

価格帯

  • 700g(中粒) ¥476(税込)標準小売希望価格(¥750)
  • 2.5kg(中粒) ¥1,436(税込)標準小売希望価格(¥2,300)
  • 5kg(中粒) ¥3,073(税込)標準小売希望価格(¥4,000)

※価格は2025年5月時点の情報で、店舗やキャンペーンによって変動する可能性があります。

サイズ展開と選び方

  • 700g:初心者や小品盆栽向け。お試しにもぴったり。
  • 1.5kg:チャック付きで保存しやすく、家庭用に最適。
  • 2.5kg〜5kg:多数の鉢を育てている方や、定期的に使う方におすすめ。

用途や育てている盆栽の数に応じて、適切なサイズを選ぶと無駄がなく経済的です。

保存方法と使用期限

せっかく買った肥料、最後までしっかり使い切りたいですよね。「超醗酵油かす おまかせ」は、ちょっとしたコツを押さえるだけで長く保管できます。

保存方法のポイント

高温多湿を避ける 湿気が多い場所を避け、風通しのいい場所、できれば密閉容器やチャック付きの袋で保管しましょう。水濡れにも十分注意しましょう。

使用期限の目安

開封後は半年〜1年以内を目安に使い切るのが理想です。

他の肥料との使い分け

超醗酵油かすおまかせだけじゃなくて、僕は、肥料をローテーションで使用しています。

  • 通年:IBワンス
  • 春・秋:バイオゴールド
  • 梅雨時期:超醗酵油かす(型崩れしにくい)

それぞれの肥料の特性を活かすのと、成分的のバランスもずっと同じより変えてあげるほうが良いかなと思っています。

どの肥料も特徴があって僕は使い分けるのが好きです。花物や実物には上記にプラスでリン酸を多めに含んだ肥料を与えています。

まとめ

今回は、盆栽用肥料として人気の「超醗酵油かす おまかせ」についてご紹介しました。

名前の通り、盆栽の肥料はこれに全て“おまかせ”できるくらい、扱いやすくて万能なのが最大の魅力。においが少なくて、初心者でも安心して使えますし、松やモミジ、花もの実ものなど、いろんな樹種に対応できるのも嬉しいポイントです。

チッソ4、リン酸6、カリウム2、マグネシウム0.2というバランスのとれた配合で、植物にじんわりと効いてくれるから、盆栽にぴったり。施肥のタイミングや方法もちょっとしたコツさえ押さえればとっても簡単です。

さらに、肥料ケースや袋に入れて使ったり、液体肥料と併用したりと、応用も利くので、自分のスタイルに合わせて使い分けできるのも魅力。ネットでも気軽に手に入るのも嬉しいところです。

盆栽を育てる上で、「何をあげたらいいか分からない…」という方には、まずこの肥料から始めてみるのがオススメです。これひとつで、あなたの盆栽ライフがぐっとラクになります♪

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