種から育てる(実生)〜盆栽の増やし方〜

実生

盆栽は購入するだけでなく、種から育てる方法もあります。

野山や公園、街路樹など僕も実生で何鉢も育てています。

好きな樹種の種を拾ってこよう

盆栽を始める方法として、購入するだけでなく、種から育てる実生法も魅力的です。自然の中で好みの樹種を見つけ、その種を拾ってくることから盆栽の旅が始まります。散歩や外出の際に気に入った木を見つけたら、その場所を覚えておきましょう。盆栽に適した樹種の実が落ちる時期になったら、種を拾いに行きます。

拾ってきた実から種だけを丁寧に取り出し、水分を適度に取り除きます。盆栽の種は、冬の終わりまで冷蔵庫で保管するのが一般的です。ただし、冷蔵庫に入れなくても、寒い場所で保管すれば発芽する可能性があります。盆栽初心者の方は、どちらの方法も試してみてくださいね。

例えば、どんぐりは盆栽に人気の素材です。どんぐりで盆栽を始める場合、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管するだけでOKです。盆栽の種類によっては、保管方法が異なる場合もあるので、樹種ごとに適切な方法を調べることをおすすめします。

盆栽の実生では、コナラやイチョウ、桜、梅、もみじなど、様々な樹種を試すことができます。盆栽初心者の方は、育てやすい樹種から始めるのがよいと思います。盆栽の種類が増えてくると、それぞれの特徴や育て方の違いを学ぶことができ、盆栽の奥深さを実感できます。

盆栽の実生は、自然の営みを身近に感じられとても楽しいです。盆栽を始めたい方にとって、種から育てる方法は経済的で、かつ達成感も大きいです。盆栽の種を拾うところから始めて、自分だけの盆栽を作り上げていく過程を楽しんでみてはいかがでしょうか。

実生のコナラ
こちらは実生のコナラ。

どんぐりの実生
こちらもどんぐりの実生。

これまでに実生に成功した木

盆栽の実生育成は、初心者にとって挑戦しがいのある楽しい取り組みです。これまでに僕が実生に成功した樹種はいろいろあります。盆栽愛好家の間で人気の高い樹種から、独特の魅力を持つ珍しい樹種まで、様々な木を育てることができました。

以下に、実生で成功した主な樹種を挙げていきます:

  1. イチョウ – 盆栽として人気の高い樹種で、美しい扇形の葉が特徴的です。
  2. – 日本を代表する花木で、盆栽としても人気があります。
  3. – 早春に咲く花が魅力的で、盆栽として育てやすい樹種です。
  4. もみじ – 紅葉が美しく、盆栽として人気の高い樹種の一つです。
  5. ヒメコウゾ – 小型の葉が特徴的で、盆栽として育てやすい樹種です。
  6. 山法師(ヤマボウシ) – 白い花と赤い実が魅力的な盆栽樹種です。
  7. 小楢(コナラ) – どんぐりから育てることができ、初心者にも扱いやすい盆栽樹種です。
  8. ウバメガシ – 常緑樹で、盆栽として人気の高い樹種の一つです。
  9. ツブラジイ – 常緑広葉樹で、独特の葉の形状が魅力的な盆栽樹種です。
  10. クヌギ – どんぐりから育てることができ、盆栽として育てやすい樹種です。

これらの樹種は、盆栽初心者から上級者まで幅広い愛好家に親しまれています。実生から盆栽を育てる過程は、各樹種の特性や成長速度、育成の難易度などを学ぶ絶好の機会となります。

実生から盆栽を始める際は、まず自分の好みや育成環境に合った樹種を選ぶとよいです。例えば、イチョウや桜は比較的育てやすく、初心者にもおすすめです。一方で、ヤマボウシやウバメガシなどは、より経験を積んだ愛好家向けの樹種かもしれません。

盆栽の実生育成は、種から芽が出る瞬間や、日々成長していく様子を観察できとても楽しいです。自分で育てた盆栽は愛着も湧きやすく、長年にわたって楽しむことができます。

実生から盆栽を始める際は、複数の樹種に挑戦してみるのもおすすめです。それぞれの樹種の特性や成長の違いを比較しながら育てることで、盆栽の知識や技術を深めることができます。

なんと言っても無料ですしね!

こちらは拾ってきたヒメコウゾと梅の実生の様子です。盆栽の実生育成は、自然の恵みを身近に感じられる素晴らしい趣味といえるでしょう。

こちらは拾ってきたヒメコウゾと梅です。

ヒメコウゾの種
梅の種

実生成功!

盆栽を実生から育てる喜びは格別です。種から芽生え、小さな生命の誕生に僕はいつもワクワクします。

こちらは、なんの種かわからなかったのですが、発芽したときの写真です。
不明の発芽

全部は育てる場所がないのでつようそうなものを育てています。

こちらは発芽したヤマボウシです。
山法師発芽
山法師発芽2

次の写真は、実生で育てたヤマボウシの盆栽です。同じ年に蒔いた種から育った2つの個体を比較しています。一方は1.5号程度の鉢で、もう一方は小さな2.5号の鉢で育てました。その結果、わずか2年で樹の太さに驚くべき差が生じました。

実生の山法師比較

盆栽の育成において鉢のサイズは成長に大きな影響が出ると思います。大きな鉢で育てた盆栽は、より多くの栄養と水分を得られるため、成長が早く太さも増します。一方、小さな鉢で育てた盆栽は、成長が抑制され、より繊細な姿になります。

実生で盆栽を作るには?

盆栽を実生から始めるには、様々な方法があります。私が実践している簡単な盆栽の始め方をご紹介します。まず、盆栽用の鉢に適切な盆栽用土を入れます。次に、選んだ樹種の種を鉢に蒔きます。種が隠れる程度に土をかぶせるだけで十分です。これだけで、盆栽の実生を始めることができます。

あ、バケツに土を入れて放っておいても発芽します。
実生の桜、バケツ盆栽

こちらはバケツで発芽した実生の桜。

発芽するまで濡れティッシュで包んだり、プラグトレーなどいくつか試しましたが、鉢にそのまま蒔く方法に落ち着きました。

盆栽の実生を成功させるコツは、種を多めに蒔くことと、水切れに注意することです。樹種にもよりますが、この方法で7-8割程度の発芽率を期待できます。盆栽の始め方として、実生は手軽で楽しい方法です。盆栽になるまで時間がかかりますが(汗)

盆栽の実生では、イチョウ、桜、梅、もみじなど、種さえ手に入れば簡単にトライできます。

初心者でも気軽に挑戦できる盆栽の始め方です。種子から自分だけの盆栽を育てる喜びを味わってみてはいかがでしょうか。

実生に成功したら曲げ付け

発芽して1年目の秋には針金を巻いて曲げ付けをしています。

鉢にネットをかぶせて真っ直ぐ育たないようにしたりいろんな方法があるようです。

大事なことは立ち上がりが真っ直ぐになってしまわないよう、柔らかいうちに曲げておくということです。

実生も盆栽の楽しみの一つ。誰でも気軽に挑戦できますので是非試して見てください。

同じく挿し木も盆栽を増やす方法で気軽にできます。

実生にした盆栽のその後の記録を始めることにしました。

挿し木で盆栽を増やす方法はこちら

取り木で盆栽を増やす方法はこちら

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