盆栽は購入する以外に増やす事ができます。
今回は盆栽を増やすいくつかの方法を紹介します。
実生
種から育てる方法です。
公園や山で気に入った木を見つけたら種を取っておきましょう。
みがついているものは実から種を取り出し、水分をとってビニール袋などに入れて冷蔵庫で春まで保管します。
春になったら土に種を巻いて水をあげれば芽が出てきます。
いちから育てることになるので時間はかかってしましますが、樹形や曲げ付けなどある程度自分の好みで育てていく事ができます。
挿し木
種が手に入りにくい木でも自分が持っている木なら剪定した枝などを土に挿して増やす事ができます。
少し太めの枝を刺せば実生より早く太い盆栽にする事ができます。
剪定の時は何本も挿し穂が手に入りますので、全部挿しておけはそのうち何本かは活着してくれます。
取り木
立ち上がりが細かったり、一の枝までの距離が長くなってしまっている盆栽は取り木をする事で低く作り直す事ができます。
うまくいけば親木も盆栽として再度育てていくこともできます。
根伏
根伏はまだやった事がありませんが、捌いた根を土に埋めて増やす方法です。老爺柿は根伏がやりやすいようです。
盆栽を育てているとどんどん鉢の数が増えてしまいがちです。
購入するのも良いですが、お金をかけずお気に入りの樹種を増やすのも楽しいです。
