今回は雨水タンクを補助金を活用してDIYで設置したので、書いておきます。
雨水の用途はもちろん盆栽や園芸、畑の水やりです。
補助金を使える市町村は結構あると思いますので、お住まいの市町村の助成金を検索してみてはいかがでしょうか。
助成金の申請も簡単でしたし、雨水タンクの購入から取り付けまで簡単でした。設置してどうだったかという話ですが、トータル設置して良かったと思っています。
特に申請については、リフォームなど高額なものに比べると、あっさり終わりました。
助成金の限度額を確認
今回は助成金がありかなりお得に購入でき、実質の費用に納得感があったので、購入しました。商品説明に「補助金OK」みたいなことが書いてあったので、おそらく、多くの市町村で補助があると思います。
僕の住んでいる市では雨水タンクの本体価格と設置工事費を合計金額の2/3が補助としてもらえます。2/3はありがたい!※補助金は消費税を含まない額の2/3でした。
設置した雨水タンク
今回設置したタンクは「雨水貯留タンクまる140(BUTM140)」です。
金額的にはもう少し大きい物でも大丈夫でしたが、あまり大きすぎても設置した時の見た目のバランスなども考えて、これにしました。高さは1M弱なので胸の高さくらいです。
タンクの容量
貯水量は140Lですが、水位が蛇口より上じゃないと出てこないので、実質は100Lのようです。災害などの緊急時は傾けたり上から吸い上げたりして利用することは可能だと思います。
1基目の雨水タンクをしばらく使ってみて良かったので、2基設置してます。(補助金も2基までもらえました)なので、合計280L(実質200L)は貯めておくことができます。
盆栽の水やりは1回の水やりで6Lの如雨露だと10杯ぐらい使っているので、ざっくり3回ぐらいあげると使い切ってしまう感じです。
タンクの水で常に水やりできるほどではなく、雨が降らない日が続くとタンクの水はなくなってしまいます。
如雨露での水やりは時間もかかって大変なのでちょうど良い感じですが。
設置も簡単
今回は楽天で購入して、DIYで設置しました。
からの状態であればそこまで重たくないので、大人の男性であれば持ち上げて設置場所まで運ぶことができると思います。僕は特に代車など使わずに運びました。
設置の流れ
設置の流れは商品によっても変わりますので、必ずメーカーの説明書を参照して取り付けて下さい。
まずは設置場所にタンクを移動しタンクより10cm以上高い位置に水を取り込むためのホースを付けられるように雨樋を切ってアダプターのようなものを取り付けます。
(商品を購入する前に雨樋の形状に対応しているか確認しましょう。うちは角どいですが、問題なく取り付けられました。)
次に、水を取り込むためのホースを取り付けて、あとは満水時に水を逃がしてあげるホースを取り付ければ完了です。環境にもよると思いますが、30分もあれば取り付けられると思います。
雨水タンクを設置して良かったこと
盆栽や園芸には水道水だけではなく、たまに若干のミネラルも含まれる?雨水で水やりする
のは気分的に良かったと思ってます。正直効果は何も感じないですが。
水栓が無い場所に設置しているので、ちょっと手を洗いたい時など水栓まで行かずにすみますし、助かります。最終的には水道水で洗いますが、外で手についた土を落としたり、鉢を洗ったりする時に便利です。
あとは効果があるのか無いのか、出番が無いことを願いますが、災害時にトイレを流したり少しの間はしのげるぐらいの水が常にタンクにあるのは良いと思っています。
雨水タンクに補助が出る本来の目的の一つ、たくさんの人がこれを設置すれば雨の時の急な増水が少しはマシになるんでしょうか^^; 少しでも役に立てると良いのですが。
あとはなんと言っても設置費用がかなり安く抑えられた点です。
僕は楽天で購入しましたが、タンク自体は3万円しなかったですし、実際補助金は2万円ほどいただきました。楽天ポイントがもらえるので実質1基1万円かからず設置できました。
補助金申請の大まかな流れ
※申請の流れは市区町村によって違うと思いますので、各自治体にしっかり確認して下さい。
- 最初に雨水タンクを購入(設置できるか場所や雨樋の形状の確認をしてから購入しました。)
- タンクが届いたら設置して設置後の写真を撮影
- 市のサイトから補助金申請に必要な書類をダウンロードして記載
- 申請書と、設置場所がわかる地図、設置場所がわかる敷地内の図、設置した写真が必要だったので全て揃える(自治体によって違うと思います。)
- 市役所へ提出
- 現地確認(職員の方が本当に設置されているか確認に来られました)
- 入金確認(確認から1週間もしない間に振り込まれたと思います。記憶が少し曖昧^^;)
と言うわけで、意外と簡単に補助を受けられましたので、設置して良かったと思っています。