取り木して盆栽としての価値を高める
小葉性の楓、立ち上がりが苔で見えていませんが、盆栽としてはちょっと問題ありだったので、おもいきって取り木することにしました。
2鉢あって、一つは取り木が成功すればかなり盆栽としての格がアップするんじゃないかなーと思います。
こんな感じで枝が枯れた後のすぐ下で取り木をかければ元々枝だったあたりから根張りから立ち上がりのようにみせることができますw
楓は挿し木も成績がいいので、思い切って取り木してみます。
失敗すれば枯れてしましますが、このままにしておいても盆栽としてはちょっと問題ありですので。
もうひと鉢
こっちも盆栽としてはなかなか問題ありです。大きな傷もあり微妙ですが、まずは取り木して気長に待つことにします。
環状剥皮にする
針金結束法と迷いましたが、僕の中で実績のある環状剥皮にしました。
きれいに発根すれば立ち上がりが太いミニ盆栽になるはず!
黄緑色の形成層がのこらないようにしっか皮をむきます。
取り木の手順はこちらの記事でも紹介しています。
スリット鉢で切り口もいっしょに土に埋める
取り木にする部分が木の上の方の場合は、先程紹介した取り木の手順の記事のように環状剥皮した部分の上下だけ水苔を巻いてビニールを巻いたり、黒ポットで土を入れたりします。
僕は土でやることが多いです。はじめたての頃、水苔でやってもなかなか成功しなかったのと、土は常に手元にあるのでわざわざ水苔を用意しなくてもいいからです。
土でやらないと駄目ってことはありません。
使った土は小品盆栽の土です。赤玉の極小粒でも良いと思います。
あまり粗過ぎるのは取り木には向かないかもしれません。(経験上は切り口が乾ききるとよくない。乾くよりは常に湿っているほうが良い。あくまで僕の経験上なので環境によっては違うかもです)
今回はルートンもじゃがいも切り口保護材もつかっていません。
気温もまだたかくなく切り口が腐る心配もすくないのでまぁいいでしょう。という言い訳。
すっかり忘れて土を入れて数日たったので、なるべく安静にするほうが得策だと思っています。
楓なので紅葉よりも強いはずなのでいけるハズ\(◎o◎)/!
また、経過をアップしま〜す。