長良川もみじの挿し木

もみじ

長良川もみじって、そもそもどんなもみじ?

長良川もみじとは、岐阜県を流れる長良川周辺で発見された、葉が小さく八房性のもみじの品種です。

葉が小さくとても繊細な印象のもみじで、他のもみじより涼しさが伝わってくる感じがします。

まぁ印象は人それぞれだと思いますが、こんな感じのもみじです。

長良川もみじの育て方

長良川もみじは、日当たりを好みますが、夏の直射日光は避けるようにしましょう。風通しの良い場所での栽培が適しています。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。他の種類のもみじと同じような感じです。

長良川もみじの挿し木

うちには2鉢ありますが、葉っぱのサイズや節間の短さ的にミニ盆栽や商品盆栽にむいているかなーと思って何度か挿し木に挑戦しましたが、なかなか成功しませんでした。

品種ものは山もみじに比べると活着率が悪いなーと思います。

挿し木の成功率を高める方法

活着しやすい樹種ならあまり気にしませんが、長良川もみじは活着しやすいほうではないので、いろいろ試しました。

  • ルートンを使う
  • バナナの皮に挿す
  • 鉢に深く挿す
  • 梅雨に挿す

試した回数が多いわけではありませんが、上記はうまくいきませんでした。ただ色々試したなかで4割ぐらいの確率で活着してくれた方法があります。

秋挿しにする

見出しに書いたとおりですが、去年の秋に挿した挿し穂は4割ぐらいの確率で成功しました。

当たり前ですが、葉っぱはすべて今年の春に開いたものです。鉢底から根っこが出てきたわけではありませんが、グラつきもないですしこれだけ葉が展開しているので活着しているはずです。

別の鉢ですが、こちらは根っこが確認できます。

さすがに八房の樹種で葉っぱも細かいので根っこも細〜い。この他にも更に細い枝を挿したものが何鉢か活着しました。

長良川もみじは秋に挿すほうが良いようです。

確か10月中旬か下旬ぐらいに挿したと思います。秋には根っこは確認できませんでしたが、葉っぱは落とさず、冬の始まりまで葉はのこっていました。

冬はもちろん枝のみです。そのまま他の鉢と同じように水やりをして冬を越し、春になったら芽が動いて梅雨頃に根っこが確認できたって感じです。

ノムラもみじも春挿でうまくいってないので、今年は秋挿しに挑戦しようと思います。

それにしても、根っこが細いだけあって木の太りも遅い気がしますが.、気長に育てていこうと思います。

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