盆栽を始めた頃、接ぎ木はやらないかなーと思っていました。
接ぎ木をして盆栽を作るとプラモデルみたいでなんでもありやん。自分好みでみんな同じきになりそう。とか思っていたんです。
でも松柏類は成長が遅く、特に樹齢を重ねた木は胴吹きや枝の手前の方から芽を拭く事がなかなかありません。
なので、接ぎ木をする意味がわかってきました。
そして接ぎ木も100%成功するわけではなのでそれなりにリスクがあり、盆栽の技のひとつなんだなーと思うようになりました。
と言う事で接ぎ木をしてみました。
手前に伸びている枝は伸び伸びで使えないので接ぎ木にしました。
接ぎ穂を作る
まずは接ぎ穂を作りました。
ナイフでこんな感じに切ります。ここですかさず水につけて乾燥から守ります。
枝に切り込みを入れる
接ぎ穂を接ぐ枝に切り込みを入れます。
枝の半分くらいの深さまで切り込みを入れました。
接ぎ穂を差し込む
切り込みを入れた枝に接ぎ穂を差し込みます。
接ぎ木テープでしっかり固定する
ずれてしまわないよう接ぎ木テープをきつめに巻いてしっかり固定しました。
ビニールで巻く
最後に乾燥から守るためにビニールを巻いておきました。
活着するまで2〜3ヶ月ほどこのままにしておこうと思います。
頼む!ついてくれ〜。
さて、どうなることやら。
・・・あれから約1ヶ月、まだ緑ですが、松柏は枯れるのもゆっくりなので油断はできません。