盆栽の植え替え

用意するもの

植え替え道具

  • 植え替え用の鉢(植え替え前の鉢でもOK)
  • 竹串(根をほぐすため、市販の根かきでもOK)
  • 土(樹種によります。基本は赤玉)
  • 作業用トレイ
  • 針金切り鋏
  • 根切り用鋏

鉢から盆栽を外す

まずは、鉢から盆栽を外します。
盆栽は針金で固定されてることが多いと思いますので、鉢の裏を確認し針金があれば切断します。

鉢底針金
鉢底針金切断

根をさばいて古い土を落とす

鉢から外したら、竹串で根をさばいていきます。
カチコチに固まってる時は鋏で根を切ってほぐしていきます。
根の間の土などしっかり落としましょう。根っこが乾いてしまわないように、手際よくほぐしていきましょう。
ある程度根がほぐれたら、水やり用のシャワーで根を傷めない程度にかけてさらに土を落とします。
僕はマンションのベランダで植え替えをしていて、ベランダに水道がないのでバケツに水を貼ってその中で優しめにジャブジャブと土を落としています、、、水道が欲しい。(汗)
固定用の針金を通しておく
この時点で固定用の針金を通しておきましょう。

根捌きについてはこちらの記事も参考にしてください。

鉢に土を入れる

鉢底に、ごろた石、赤玉(小品盆栽なら中粒ぐらい)を入れます。さらに植え付けたときにちょうどいい高さになるよう小粒から極小の土を入れておきます

その上に土を入れていきます。(小品盆栽は小粒、極小ぐらいの土)
土は樹種によって異なりますので、木にあった土を調べて用意してください。
雑木は基本的に水が好きなので、赤玉メイン。
盆栽用の土をネットやホームセンターで購入する手もあります。
皐月は酸性の用土を好むようなので赤玉に鹿沼土を混ぜています。僕は半々か赤玉が少し多めにしています。(まだ配分は実験中です)
真柏は酸性を嫌うようなので、桐生砂や鹿沼土は入れず、赤玉メインで僕は少し竹炭を混ぜています。赤玉:6 朝明砂:3.5 竹炭:0.5  ぐらいの割合です。(こちらも実験中)

盆栽の用土についてはこちらの記事で紹介しています。

鉢に土を入れておく

針金で木と鉢を固定する

先に通しておいた針金で鉢と木を固定します。
木がぐらぐらしてしまわないようしっかりと固定するのがコツです。

針金で固定

串で土の隙間をなくす

根っこの間にもしっかり土が入るように串で土をついて入れていきます。

水をかける

最後は水をたっぷりかけます。
鉢底から出てくる水は最初濁っています。目詰まりの原因にもなりますので、鉢の底から出てくる水が透明になるまでしっかり水をかけましょう。

植え替え完了

※霜が降りないように注意
植え替え後に寒さが戻ることもあります。植え替えをした盆栽には負担がかかっているので霜が降りないように注意しましょう!

その他の目的の植え替え

今回は詰まった根を短くして水通りをよくするために植え替えをしましたが、植え替えには根を切らず鉢だけ変える場合もあります。

こちらの記事で挿し木の植え替えを紹介しています。

植え替え時期意外に購入した盆栽の植え替えはこちらの記事で紹介しています。

植え替えに使った根かき

タイトルとURLをコピーしました