今回は5月にやる作業です。この時期は芽摘みや剪定、針金を掛けて樹形維持をメインに作業しています。
お住まいの地域によってできる作業は変わると思いますので年間を通して何月だからというよりは気温などで作業を決めるのが良いかと思います。
徒長枝の剪定
基本的には新芽を摘んで樹形を維持しているんですが、芽摘みを忘れて徒長してしまった枝を剪定しました。放っておくと枝が太ったり節間が長い枝になってしまったり、樹形を崩してしまうので早めに剪定しました。
こちらが剪定前
剪定後はこちらです。
葉切り
老爺柿の葉っぱがかなり茂って、水を上からかけてもなかなか土に水がかからない状態になっていたので、葉切りをしました。
切ったところが茶色くなったりして綺麗ではないので葉切りはできるならしたくないですが、出張で水やりをお願いする場合、土にしっかり水がかかったかどうかお願いした人に見てもらうのはなかなか難しいので、葉っぱを小さくして水がかかりやすくするのと、葉っぱから水が蒸散するのを減らす目的で葉切りをしました。
切る葉っぱの形はなるべく自然になるように葉っぱを切りました。
まっすぐ半分に葉っぱを切ると明らかに切った感がでてしまうので先が少し尖るように葉切りしました。流石に元の葉のような形にするのは手間がかかりすぎるのでやりませんが、なるべく切った感が出ないようにしてみました。
水切れすると木が枯れたり、葉っぱが焼けて落ちてしまったりするので夏の水切れ対策にも葉切りは大事な作業だなーとここ数年間、葉切りをしなかったのですが、改めて感じたので今年はかなり早いですが、来週出張があるので葉切りしました。
樹形維持の剪定
紫式部は花芽が付いていたので、枝は徒長させていましたが、花が落ちてしまったとしても仕方ないかなーということで、樹形維持を優先して剪定しました。
樹形維持といいつつ、花芽を残したので、あんまり変わってないきもしますが(笑)
この人は花芽がたくさん付いてますー。
今年はこのサイズにも花芽がつきました。↓
こっちも花芽がつきました。秋が楽しみです。
追い肥
温度もよく、成長期なのでハイポネックス(液肥)を与えました。これまで雑木は液肥を与えた後に突然枯れてしまうことがあったので濃くなりすぎないように薄めにしています。
早く太って欲しいからとついつい濃いめにしてしまっていたんですが、そうすると肥料焼けか突然枯れてしまうことがありました。
松伯より雑木のほが肥料やけしやすい気がします。葉が薄い樹種や根っこが細い樹種は特に弱い気がしています。