昨年、実生の南京ハゼの取り木がうまくいかなかったものを友人にもらったて、取り木し直し1年経ったので開けてみてみることにしました。
環状剥皮
今回は環状剥皮でトライしました。環状剥皮はこちらの記事でも紹介しています。
取り木したい部分で幹に切り目を入れ水吸いまで完全にめくって水をたち、発根させる方法です。僕は今まで環状剥皮しかやったことがありません。最近針金結束も試しましたが、まだ結果が出ていません。
友人にもらった時点では発根していなかったけど上の部分も生きていたのでおそらく水吸いを完全に断つことができていなかったのかもしれません。
なので、かなりしっかり削ることにしました。削った時の様子を写真に収めていなかったのですが、、、取り出したところの写真を見ていただければわかるかもしれません。
とにかく、取り木するには元からある根で水を吸い上げることができれば新たに発根する必要がないので、水を吸い上げられないようにしっかり削ることが重要です。
取り木部分の確認
では取り木した部分を確認していこうと思いますが大抵、根っこがはみ出してくるので開けてみる前に大抵発根が確認できるんですが、今回は根っこは見えず、、軽く抑えても根っこでパンパンになっているって感じではなかったです。
ということで、スリットを外して土を取ってみました。
じゃ〜ん。弱々しいけどちゃんと発根してる♪
太い根も出ていましたがスパッとカット。太いねを一気に切りすぎると気にかなり負担がかかりますが、この子は若いので大丈夫でしょう。
鉢に植え替え
元々の幹から切り離して3号の浅鉢に植え替えました。
とりあえず、足元はいい感じになったのでこのあとどう作れるのか。
南京ハゼは紅葉が綺麗なのでそれも楽しみです♪
ちょっと傷が多いのも気になりますが、実生でから一気に太らせて盆栽にするためには仕方ないですね。
ふんわり優しい感じで作るのもいいですが、足元はどっしりと作るのもいいですね。
僕はあまり幹が太い盆栽を持っていないので、良い素材をいただきました。
今年どこまで行けるのやら。楽しみはつづく♪