今回は5月にやる作業です。この時期は芽摘みや剪定、針金を掛けて樹形維持をメインに作業しています。
お住まいの地域によってできる作業は変わると思いますので年間を通して何月だからというよりは気温などで作業を決めるのが良いかと思います。
今回は5月にやる作業です。春から真柏の芽摘みもしていますが、僕は梅雨に入る前に真柏の葉透かしをするようにしています。
お住まいの地域によってできる作業は変わると思いますので年間を通して何月だからというよりは気温などで作業を決めるのが良いかと思います。
真柏の葉透かしとは?なんでやるんだっけ?
真柏の葉透かしとは、葉を取って葉の量を減らす作業です。そもそも真柏の葉透かしをなぜやるかというと、真柏は芽摘みをすることによって、葉がたくさん増えてくれます。もこもこになっていい感じなのですが、葉の量が増えすぎると風通しが悪くなって虫や病気が発生する原因になりますし、懐に日光が届きにくくなり懐からの芽吹きや胴吹きしにくくなるからです。
僕は素材ばかりなので、しっかり葉透かしして懐から芽を吹いてもらうためにもしっかり葉透かししておきました。
葉透かし前の真柏
どっちも葉が茂りすぎて懐にはなかなか日光が届かず風通しも悪そうです。
葉透かしの方法
葉透かしの方法は簡単です。多くなりすぎたはをむしり取っていくだけです。手で取れなさそうな成長したものはハサミを使って切り取ります。
葉をむしるときは葉の先端の方に引っ張って取るようにしないと幹側に引っ張ると枝の皮が捲れてしまうことがあるので注意が必要です。
むしり取る葉は今年成長した葉(この時期は黄緑です)で葉ではなく、古い葉(濃い緑)を取っていきます。
この部分を例にあげると深緑の部分を取っていきいます。
この作業を木全体で行いました。
葉透かし後の真柏
だいぶスッキリしました。ジメジメした梅雨前に作業ができて良かった♪これで虫や病気が発生する可能性が下がったんじゃないかと思います。
あとは放置して、懐から芽が吹いてくれるのを待ちます。