盆栽には大きさ以外でもカテゴリ分けされます。
それぞれ楽しみ方が違いますし、サイズのように呼び方を覚えておくのが良いでしょう。
松柏類
いわゆる盆栽と聞いてイメージする盆栽かなと思います。
黒松、五葉松、真柏、杜松、イチイ、杉などがあります。幹肌を楽しんだり曲げや幹に人工的に模様をつける舎利(シャリ)や枯れ枝を使った神(ジン)も楽しめる種類です。
おそらく皆さんが盆栽と聞いて思い浮かべるTHE 盆栽がこの種類です。
雑木に比べ成長が遅くなります。常緑で季節感を楽しむというよりは木そのものを楽しむ盆栽の種類です。
雑木
欅、紅葉(もみじ)、どんぐりの小楢、シデ、ヒメシャラ、サルスベリなどです。
成長は早く比較的強い樹種が多いように思います。
花や実がなるわけではありませんが、葉っぱが落ちた枝姿、新緑、紅葉と季節ごとに楽し目ますし、価格もお手頃なものが手に入りやすいので、初心者の方にもオススメです。
花物・実物
花物には梅、皐月、桜、藤、椿、サルスベリは花物に分類されることもあるようです。
この辺りは厳密ではないようです。
銀杏、花梨、姫林檎、梨、老爺柿、キンズ、梔子、深山かいどう、真弓などなど
まとめ
どんな樹々も盆栽にすることができると思いますので、あなたの好きな木を盆栽にしましょう。
ただし、鉢では育てにくい、枯れやすい、枝だの節が間延びしやすい、葉っぱが小さくなりにくいものなど盆栽には向かない木もありますが、盆栽にしてはいけないということはありません。
自分の気に入った木があれば是非挑戦してみましょう。
私は桂が好きなので、挑戦中です。節間が長くなってしまってうまくいってませんが、公園に樹は紅葉が綺麗で少し甘い香り?がするのでなんとか盆栽にと奮闘中です。もちろんうまく盆栽にならないかもしれませんが、自分が満足できれば良いので好きな木を盆栽にしてみるのもいいのではないでしょうか。