姫林檎(姫リンゴ)の小品盆栽

姫林檎

実がなったらなんとも言えない姫林檎。実を見たくて、国風展の帰りに上野グリーンクラブの即売所で購入した木です。姫津軽林檎という品種らしいです。

姫林檎は別名イヌリンゴとも言うようです。

比較的強い気なので初心者でも育てやすい実ものの一つです。

僕の木は購入して3年目でやっと実が付きました。

交配用に深山海棠をもっているのですが、なかなか花のタイミングが合わず2021年ようやく実をつけてくれました。

深山海棠もいいけど、この実の大きさ。姫林檎めっちゃいいです。

肥料:

IBのチカラ グリーンそだちEXを年1回と

バイオゴールド、東商さんの超発酵油かす・おまかせを春と秋交互に与えています。

実ものなので、実もの以外にはあまり施肥しないりんを多く含んでいるIB肥料を与えています。

水:

水はかなりよく吸う方ですが、あげすぎないようにしています。

水と肥料をやりすぎると実がつきにくい?とどこかで読んだ気がして上げすぎに気をつけています。

置き場所:

日当たりがよく、風通しも良いところにおいています。

風が強い日はよく乾くので水キレ注意です。

実生

せっかく実がなったので絶対実生にチャレンジしようと思っています。

実生したらまた別の記事でアップします。

僕がやってる季節の手入れ

わりと根の伸びが早いので2年に一度植え替えをしています。

地域や棚場の環境にもよりますが4月頃に花が咲きますので、深山海棠と受粉をしています。林檎は同じ株の花粉では実がなりません。

置き肥をしています。

4月初旬に花がさきました

交配用の深山海棠と毎年なかなか開花時期があいませんでした。

僕がもってる鉢は深山海棠のほうが早く咲くので、姫林檎のほうをより日当たりの良い場所におきました。

交配用の深山海棠

交配は深山海棠の花を姫林檎にくっつけるようにしました。今年は小さな黒っぽい虫をよく見かけたので、その子も花粉を運んでくれたのかもしれません。

春から初夏に新芽が伸びたら剪定しています。新芽切り後2番めの短枝に翌年花が咲きます。

長く伸びた枝には花は付きませんが、犠牲枝を作っていくつか伸ばしてから選定すると、2番芽が短枝になりやすい気がします。

梅雨明け頃に液肥を与えています。

動きが止まったら針金をかけて枝を少し下げています。

実がだいぶ大きくなりました
深山海棠も実が大きくなってきました

今年はやっと見がついたので鑑賞です。来年は気を休めるために受粉しようか迷い中です。

置き肥をしていますが、実がある場合は11月に一度だけにしています。

一番上にあった実は先に落ちてしまいましたがあと3つ残ってます。

少し剪定をして樹形を整えています。

冬はほとんど何もしていません。寒さにも強いので、土が凍らないように気をつけるだけであとは気にしていません。(僕の棚場は冬でもほぼ氷点下にはなりません)

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